アニメやドラマでは、死別など重大な別れのシーンがあることが多いです。
でもそれって大体中盤で、その後も物語は続いていく。
主人公が大きすぎる損失を抱えながら、どうやってまた笑えるようになるか?
普通は何年もかかる回復を1話〜数話でしなきゃいけない。とても難しいことのように思いました。
今見てるアニメでもそんなシーンがあったので、今回はそこに注目してみました。
すると物語は元に戻るのではなく、そのことを機に大きく前進していました。
主人公に大きな事件があり、それによって主人公が変わることで、残された人々との関係も変わっていく。
その別れはただのエピソードじゃなくて、物語に必要な大事な出来事なんですよね。
その別れがないと、本当に幸せなラストに向かえないような。
だから、そこでスッと元に戻るのは間違いなんだと思いました。
大きな悲しみがあり、それと同じくらい得るものがあって、初めて失った意味が生まれるんだなぁ。
ずっと気になっていたことが、少しわかったような気がしました。
ずっと気になってることって、忘れても何回も思い出されて、そこを解決しないと先に進めなかったりする。
気になっていることを気づかないふりせず、ちゃんと気にしていきたいと思います。