漫画描きの課題ブログ

日々の課題の振り返りをし、明日の課題を設定するブログ。

週末読切ネームチャレンジ6の記録(10月第二週)+次回

今回の概要

今回は短くまとめることを目標にして、8ページ×3本のネームを制作した。

手順はいつも通り。平日に創作ノートでキャラクターを深め、週末にストーリーを組み立てていく方法。

ネーム制作時間は10時間ほど。

 

今回のよかった点

1 なにはともあれ、8ページにまとめた。

色々反省点はあるけど、ずっと短くまとめるのに苦労していたので8ページずつで話を区切れたのはよかった。

2 キャラ深ぼりができるようになりつつある。

まだまだ目指すところには程遠いが、以前よりキャラ深ぼりができつつある。キャラクターづくりのための創作ノートとその振り返りに慣れてきたからかもしれない。

キャラクターが決まれば、話の内容はおのずと絞られてくる。

ストーリーづくりのためにも、まずキャラクターが固まっていることが大事。その行程をネームと一緒くたにせず、分けることで腰を据えて考えることができるようになったのは大きい。

3 連載形式の練習

今回のは、読切ネームと連載ネームの中間のような形かもしれない。短期集中連載に近い。これから商業での連載を目指していくにあたって、連載を作ることを学んでいかなければいけない。その前の段階として、短期連載を自主連載の形でもできることが今回わかった。

 

今回いまいちだった点

1 詰め込みすぎ

どうしても8ページに納めたかったので、描きたいことを詰め込んだ駆け足ぎみの話になった。駆け足に感じる原因はふたつ。

1-1 台詞が多い

台詞が多い。そして多いがゆえに、余計なことを言う余白がないので必然的に説明的なセリフが大半になった。

1-2 コマが小さい

とにかくコマが多く、小さかった。それでも伝えたいことがあり、小さいなかに絵がぎゅうぎゅうなところが多かった。決めゴマの大ゴマも小さめだった。

2 推敲しなかった

以上の点、構成を変えることでシーンを省くなどできるはずだった。でも、ギリギリ(翌日1時)まで描いていたため推敲しなかった。推敲しなかったから不出来であるというのは言い訳にはならず、推敲の時間を取れなかったこと自体が未熟であるとしか言えない。

 

次回

詰め込みすぎを続けていても、ページに対するサイズ感を把握できないままだと思う。詰め込まずに済む内容を探し、描くことからはじめないといけない。前々から言っているけど全然できてない。次はここだけでもクリアしたい。

何もない話を作る。その中でも強いキャラクターを描ければ、たぶんもっといい漫画が描けるような気がする。