おはようございます。昨日は、書くと言って書かずにすみません。
その日のペン入れが終わったのが24時で、そのまま寝てしまいました。
今日はやっと【面白かった漫画研究】をやっていきます。
お知らせ①
最近ブログを整理して、カテゴリで分けて見やすくしました。
通常の課題記事はカテゴリー【kadai】で、漫画研究はカテゴリー【kenkyu】でそれぞれ抽出できます。ご活用ください。
この記事にもついているshiraseは、お知らせ記事につけています。
お知らせ②
漫画感想ノートを作りました。
ノートはSNSとかではなく、普通の紙のノートです。
どこにでも売ってるような地味なノート、ただし少し大きいサイズのA4で、それに付箋をびっしり貼っています。
付箋には、一枚1話分の漫画の感想を書いています。
mixi2のアカウントに数日おきに写真を撮って載せているのでよかったら見てください。
文字が細かく読めないかもしれないのですが、せっかく読んだ漫画の感想をこうやって残す手もあるよ!ということで。
https://mixi.social/@minokushi3
それでは面白かった漫画研究やっていきます。
今回も懲りずに、ちはやふるです。2巻も面白かったです!
今回は題材が【かるた】だからこそ生きる、キャラクターたちの【特性と関係性】について書きます。
2巻でも今までどおり、ちはやと新と太一の3人の関係性が描かれますが
ちはやと太一が同じ高校に進学し、新は地元に帰ったまま戻ってきていない状況です。
ちはやと新はあの日以来会っていないわけですが、ちはやはそんな新をずっと心に留めながら、三人を繋ぐかるたをひとり極めています。そのちはやに、かるたを一緒にやる仲間が出来るのもこの2巻です。
ちはやがかるたのために陸上をやり、高校でかるた部を作ると決め部員を集める。
その時点では新も、太一も、そばにいないのに。なぜちはやは一心にかるたを続けられたのか。
目的はここにいない二人のことを待ち続けることだと思いますが、かるたのためとは言え一度陸上をやっているわけですし、それ以外にもかるたじゃないことに心を奪われる可能性は多々あったと思います。
ちはやがかるたに一途であれたのは、かるたはチームでもできるけど個人でできるスポーツだからだと思いました。個人競技の陸上で、自分を高めつつ、個人競技のかるたに挑み続けることでちはやはひとりでかるたへの想いと二人への想いを高めていったんだと思いました。
これまでひとりで戦ってきたからこそ、2巻以降でできる仲間は特別なんだと思います。
かるたの競技の特性が、漫画の内容にぴったり噛み合っているということがたくさんあります。この物語がかるたを面白くすると同時に、かるたがこの物語を面白くしている。
作者の先生がこの組み合わせにビビッときたことがすごくて、この漫画を読めた出会いの奇跡のようなものに感動してしまいます。
かるたは、お話だけじゃなくキャラクターにもしっかり噛み合っています。
前回の記事でも書きましたが、主役の3人はそれぞれかるたへの適性があります。
モデルをしているちはやのお姉ちゃんはかるたに興味がないわけですが、お姉ちゃんを応援するだけだったちはやが、かるたという自分だけの特別を見つけられたことを考えると、これが囲碁でも将棋でもなくかるただったことにも意味がありました。
キラキラしているお姉ちゃんから、キラキラしてないと思われていたかるた。
かるたが妹を変えていく様を近くで見る姉にとっても、その存在は特別なものであるはずです。
2巻で加わる大江さんもかるたにぴったりなキャラクターでした。
呉服屋の娘で袴が着たいという大江さんの願いは、かるたをすることで叶えられると同時に、この漫画全体を美しい袴姿で彩ってくれます。
大江さんがちはやに百人一首を語る長台詞があります。漫画に時々出てくる畳み掛けるような長台詞の表現は、フキダシいっぱいに書かれていて時々文字が切ってあったりして、読まなくていい約束のもとに見せられることが多いです。
でも、私はこの大江さんの長台詞は読んでしまいました。
大江さんが百人一首を愛していることを、ちはや(と読者)に伝えようとしてくれていると思ったからかもしれません。かるたを文字として捉えていたちはやに、短歌の魅力をひとつひとつ教えてくれる大江さんの存在もまた、このチームにとってなくてはならないものになります。
かるたの特性を見極め、キャラクターの魅力と関係性に落とし込んでいく技術がすごい。この漫画は、かるたが面白いから読まれる漫画でもあると思うけど、作品が面白いからかるたに興味を持たせる漫画だとも思います。
ちはやふるは漫画で描く題材を見極め、深く知ることの大切さを考えるきっかけになりました。
今週末は、尾田先生の短編集WANTED!より読切作品『神から未来のプレゼント』の漫画研究をしたいです。