おはようございます!
今日は日曜日ですが、朝のうちに記事を書いていきます。
このブログは漫画を描いている私が、漫画制作で考えたいことができた時、課題を設定し、資料を参考にしながら自分なりにいったんの答えを出していく課題設定ブログ。
考えて描いていることは間違っていることがあるかもしれませんが、読んでくださる方の何かのきっかけになってくれたら幸いです!
『ファンタジーにリアリティーを出したい③-2 世界のルール(過去現在)』について考えます。
ファンタジー世界のルールについては、以前この記事を書きました。
自分が好きな『翠星のガルガンティア』というアニメで描かれる、「海に覆われている惑星のなかの船団で暮らす」というルールについて。
ここでは、陸地がない惑星で暮らす人々という一つの大きな嘘を一番上に置いて、その嘘の下に設定群が階層のように配置されていることを書きました。
この記事の中で言えば、一番大きな嘘以外の細かな設定(船団は自然エネルギーを追い求めて海上を移動すること、海底からサルベージされる鉄鋼を資源にすること等々)はとても具体的で【この嘘が現実である】条件のもとならとても現実的です。
そうならば、この一番大きな嘘さえ信じてもらうことができれば作品で見せたい設定は本当らしく見せることができ、作品世界にはまってもらう可能性がグンとあがる。
大きな嘘を確かにしている要因のひとつは、微細な設定群の確かさです。ひとつひとつに矛盾がなく、全てが過不足なく繋がっているので、細部がこんなに具体的ならば大枠も間違ってないだろう。ということ。
陸地のない惑星で暮らす人々を想像させるに足る微細なできごとは整っています。
大きな嘘の下部にある具体を固められたら、もうひとつ考えるべきは大きな嘘の上部にあるかもしれない。
その世界を作った理について考えてみる。
大きな嘘が惑星だったら、宇宙がそれにあたるのかな?
ただここで惑星の成り立ちのようなことを考え始めると具体で、それは惑星の中の設定を考えるのとあまり変わらない。
より確かなリアリティーを加えるなら、似ているものからそれを確かにしている枠組みを引っ張ってくるのがよさそうです。
この場合で行くと、惑星を地球と同じような環境にあると思ってもらうことで見ている人にリアリティーを感じてもらえると思います。
実際にはこの作品は未来の世界を描いたSFなので、今の現実とは違います。
それでも、読んでいる人に「それなら分かる」と構造を想像してもらえることがリアリティーに繋がると思いました。
資料を参考にします。
宇宙の成り立ちみたいな本があったらよかったんだけど、持ってないから手持ちの本棚から図鑑をひとつ。
あんまりキレイじゃないかもしれないけど、トイレの項を参考にします。
トイレは分解すると、レバーを引くと水が流れて、流れた分新しい水がタンクに戻る仕組みがある。これが、設定で言うところの大きな設定の下部にツリー状に配置されている細かな設定。
だけど、なんでこの仕組みがあるかっていうとそもそも人間が用を足すから。
トイレという設定の外側に、人間の生理現象というまた一回り大きな枠がある。
これが、さっきのアニメの話でいうと宇宙のこと。
アニメの中ではこの宇宙も、未知の生き物がいたり、それに対抗するロボがいたり、いまある宇宙とは多分違うんだけど…未知の生物に関しては、いまの私たちも(そういうのもあるだろうな)とは想像できる。
大きな設定を動かすための、さらに大きな設定はそうだろうなと思わせることが大事だと思います。道理がないと納得させられないから。
やっぱり大きな嘘は作品ではひとつで、大きな嘘の内側に具体的で現実的な設定群が、大きな嘘の外側には誰でも分かるような道理があるのではと思いました。
このひと月の間たくさんのファンタジーリアリティーの記事に付き合ってくださり、ありがとうございました。この他にも一緒に考えたいことがあったら、ぜひ教えてください!
私の興味と重なるものがあったら、考えてみます。
今日はここまで。
次回は週末なので、面白かった漫画記事です。