なんだかお久しぶりの課題記事になってしまいました。
いつも見てくださり、ありがとうございます。
【ストーリーの目標のリアリティ(過去)】をします。
ストーリー上で語られる目標は、主に3つだと思いました。
主人公(仲間)の目標、その他大勢が望む目標、敵対勢力の目標です。
この3つは関係していることが多いはずです。
主人公が魔王を倒すストーリーであれば、
まず敵対勢力が世界征服を目指し、その他大勢が世界征服から世界が守られることを目指し、大勢の願いを受け主人公サイドが代表して敵対勢力の討伐を目指す。
世界中の人々が病に侵されているのであれば、
大勢の人が病からの回復を目指し、主人公サイドが病の解消を目指し、敵対勢力がなんらかの目的(権利の独占など)でその阻止を目指す。
主人公が貧困に苦しんでいるのであれば、
主人公サイドは貧困からの脱出を目指し、敵対勢力はその反乱の芽を摘み取ろうとする。しかし、主人公によって不平等に気付いた人々が革命を目指す。
このように3つの目標は関係していて、影響を受け合っている。
今回は、この3つの目標にリアリティーを持たせる方法について考えていきたいです。
ここから、資料を参考にします。
『記憶に残るキャラクターの作り方』
今回はこの本の一章『キャラクターのリサーチをする』の項を参考にしました。
この章では有名なクリエイターの方々がどれほど執筆前のリサーチを重視され、実際にどれほどの時間を費やして取材されているのかが書かれていました。
具体的なリサーチ方法についても書かれており、私も焦らず取材に時間をかけたい(そのために制作にかける時間を減らす。減らすために、短時間で高クオリティの作品を作る技術が必要だ。)と感じました。
リサーチによって得られる情報は、全ては使えないけど確実にキャラクターに深みを与えることがわかります。生きた人間を書くには、生きた人間と会って話さなければいけないんだと思いました。
それがリアリティーに繋がる。
取材をしようと思えたのは、この本を読んで良かったことのひとつですが、もうひとつ気づけたことがありました。
同じ医者でも都会と農村の医者では違うし、同じ農村の医者でもその土地で生まれ育ったものと外から来て住み着いた医者では違う。つまりどんなに、舞台を小さく狭めてもそこには多種多様なキャラクターが存在するんだということでした。
この本の中ではキャラクターの文脈と言われますが、文化や環境や生きた時代…様々な要因がキャラクターを作り、その差が違うキャラクターを作るのだと。
それは、たった一言あいさつをする言葉だけにも表れる。
このことを知って、私が思ったのは舞台を限定的にしても作品で描かれる世界は縮まらない。逆にその舞台に暮らす人々の豊かさがより際立つのではないか?ということです。
具体的で限定的になればなるほど、取材も取材の穴を埋める想像も捗る。
想像は作り手である我々もするし、読んでくれる読者もしてくれる。
その想像をどこまで伸ばせるかが、作品のリアリティーによるのならば。
舞台を限定しキャラクターも限定し、彼らを取り巻く環境を限定することで
取材をする自分も読んでくれる人も作品をリアルに感じ、広い世界を想像できるのではないかなと思いました。
今日はここまで。